次代のデザイナーのための小さな小さな教室・XSCHOOL。
専門性やバックグラウンド、地域を超えて集った受講生が、
福井に根づく文化や風土を紐解き、社会の変化を洞察しながら、
あらゆる分野・枠組みを横断し、物事を再編集することを通して、
新たな価値を生み出す事業・プロジェクトの種を共創していきます。
レポート記事一覧
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- 地域と人が生み出す新しい可能性 XSCHOOL第二期福井発表会レポート
- 約120日間にわたってプログラムを進めてきたXSCHOOL第二期は、いよいよ福井発表会の日を迎えました。一足早く開催された東京発表会では、レビュアーや来場者のみなさんか…
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- 120日間の集大成がついにお披露目! XSCHOOL第二期 東京発表会レポート
- 2018年1月21日(日)、福井での発表会に先駆けてXSCHOOL第二期 東京発表会を開催。約120日間の道のりを経て、21名の受講生たちが生み出したプロジェクトが、つ…
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- 発表会まであと少し! 想いが届く企画書をつくるには 〜ワークショップ最終回〜
- 2017年9月末からはじまった全5回に及ぶXSCHOOL第二期のワークショップも、今回が最後となりました。発表会に向けてどのチームも焦りが高まっている様子です。ワークシ…
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- アイデアをかたちにする 〜第三回・第四回ワークショップ〜
- 前回のワークショップで今も活動を続けている一期生の姿に刺激を受け、自らの原点に立ち戻る大切さを痛感した受講生たち。すべてのチームが、個人の想いと3人でかたちにしたいアイ…
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- 『XSCHOOL第二期発表会 – 福井からはじまる、小さなデザインの教室より-』開催決定。 1月21日(日)は渋谷100BANCH、2月3日(土)は福井ハピリンホールへ!
- 2016年秋、革新を続ける伝統のものづくりが根づく福井から誕生した、次代のデザイナーのための小さな小さな教室・XSCHOOL。 第二期では、デザイン・編集…
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- 1期生の背中を追いかけて 〜第二回ワークショップ〜
- これから4ヶ月間をともにする3人一組のチームが決まり、本格的に動き出した受講生たち。次のワークショップに向けて各チームのリサーチが始まりました。空いている時間を見つけて…
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- 知ればまちがもっと好きになる、福井をめぐる旅 第一回ワークショップ〜エクスカーション〜
- 2日間にわたって行われたXSCHOOL第一回ワークショップ。その翌日には「エクスカーション」と題して受講生と講師、運営メンバーが福井市内の4箇所をめぐりました。「エクス…
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- 4ヶ月をともにするチームがついに決定! 第一回ワークショップ〜2日目〜
- 初日からたくさんのインプットで頭がフル回転だった受講生たち。2日目は3つ目のパートナー企業「荒井株式会社」についてリサーチしました。そして、これから4ヶ月間をともにする…
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- 仲間と出会い、福井とつながる 第一回ワークショップ〜1日目〜
- 福井を舞台に、新たな事業やプロジェクトの種を生み出す小さな教室、XSCHOOL。その第二期がいよいよ始まりました! 福井をはじめ東京・大阪など各地から集った受講生は21…
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- XSCHOOL第二期 パートナー企業をたずねて 〜株式会社タッセイ編〜
- XSCHOOL第二期のパートナー企業である株式会社米五、荒井株式会社を訪れた講師・プログラムディレクターはじめ運営チーム。最後にやってきたのは、建築資材の提案・販売と内…
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- XSCHOOL第二期 パートナー企業をたずねて 〜荒井株式会社編〜
- XSCHOOL第二期開講に先駆け、パートナー企業3社を訪れた講師・プログラムディレクターはじめ運営チーム。次に向かったのは、絹織物(シルク)に特化した商品を扱う荒井株式…
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- XSCHOOL第二期 パートナー企業をたずねて 〜株式会社米五編〜
- 2016年、福井市で次代のデザイナーを育む小さな教室「XSCHOOL」がスタートしました。第二期となる今年も分野の異なるパートナー企業3社を迎え、全国各地から集った参加…
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DIARY
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XSCHOOL 072018/02/03受講生坂下佳奈3 人だからこそ
幾度となく自分たちに問いかけてきた「この 3 人でやる意味」、「自分がやる意味」。XSCOOL がなければ、きっと交わることのなかった 3 人。足踏みが揃わず、意見がぶつかっては、チームとして進む難しさを幾度となく感じてきました。
でも、他チームに遅れながらも、やっと見つけた「“好き”を育む」というプロジェクトの種。正直、XSCHOOL が終わった今も、どう育っていくのか分からない小さな種ですが、自分自身がこれからずっと向き合い続けたいテーマであり、1 人ではきっとたどり着くことのできなかったテ ーマ。3 人だからこそ見つけられたテーマです。
一緒にもがく 20 人の同期と、応援してくれるたくさんの人たち。プレゼンを通して、改めてXSCHOOL がどれだけ贅沢な場であるのかを実感しました。ここからは、決まった講座も、スケジ ュールも何もない、まさに真っ白な雪原です。自らダイブして、不恰好でもいい、もがきながら前に進んでいきます。MORE CLOSEパートナー企業田中陽介情熱が生まれ、進化する熱源120 日に及んだ濃厚な XSCHOOL の時間。この企画は福井市に何をもたらしたのだろう? 200 名以上が見守り、大いに盛り上がった福井発表会を終えた今も、これから先起こることを想像すると胸が躍ります。
XSCHOOL とは単なるビジネスプランコンテストではなく、福井へ U・I ターンする人を集めるわけでもなく、実はデザインの学校でもありませんでした。そこにあったのは、受講生 21 名が自分たちの中から沸き出た「これがやりたい!」という情熱を掲げてそれを本気で応援しようとする人たちとガチンコでぶつかり合う場・コミ ュニティでした。講師陣も、パートナー企業も、運営スタッフも、訪れるゲストも、会場で見守ったレビュアーや観客の方たちも、全員が関わるうちに発想や経験を添えて、懐の広さで厳しくも温かいアドバイスを真剣に送るものだから受講生の情熱の温度がドンドン高まっていく。その姿は見ていてとても壮観でした。
きっとこの空気を吸った全員が、120 日前よりも確実に進化しているはず! ここ福井がそんな進化の熱源になる。そして思いが込められたプロジェクトが、これから福井のまちを舞台に実現されていく。僕は胸だけでなく身体中で躍り出しそうなほど、福井市のこの先が面白いことになりそうで楽しみです!
photo:片岡杏子MORE CLOSE -
XSCHOOL 062018/01/21受講生広瀬祥子フルスイングの向こう側
「眉間にシワがよってるよ」とXSCHOOLの度に言われていた気がします。私たちのチームは、これまで何度もアイディアがひっくり返り、その度に悩んで考えて、たくさんまわり道をしてきました。
東京発表会の1週間前。私たちのプロジェクトはまたひっくり返りました。「正直、もう間に合わない!」と感じながらも、「後悔しないように全力でフルスイングする!」と決め、四六時中プロジェクトに向き合った時間は、ほんの少し清々しさも感じました。そして、不安を抱えたまま迎えた発表会。レビュアーやお客さんからいただいた言葉1つ1つがこれからの原動力に繋がるもので、私たちのプロジェクトに小さな光を灯してくれたように思います。
福井発表会まで残りわずか。道に迷いそうになったときは、小さな光を目印に、眉間のシワを少し伸ばして、最後までチームで走り抜きたいです。
photo:片岡杏子MORE CLOSEパートナー企業荒井章宏東京発表会を終えて1月21日(日)東京・渋谷は 100 BANCHにて「XSCHOOL 第2期生東京発表会」が開催されました。張り詰めた空気が漂っていた開場前、受講生と関係者全員で円陣を組み「ガンバロー!!」と気合を入れ直し! 発表会にはなんと150名近い方々にお越しいただき、熱気に満ちあふれる中で7チームの発表がスタートしました。
最初は緊張気味ではありましたが、「自分たちがやりたいこと!」を熱意もって発表する受講生たち。その姿にこちらも熱くなるものがありました。最後のワークショップから2週間で更に完成度を高めたチーム、中にはプロジェクト内容が様変わりしたチームもあり、「0」から事業を立ち上げるスタートラインに至るまでどれほど苦悩したのかが伝わってきます。
発表後にはレビュアーのお二人から様々な視点、角度から的確なアドバイスをもらい、また来場者のアンケート用紙にはびっしり書かれた感想が並んでいて、受講生への期待を強く感じました。いよいよ次は「最終発表会 in 福井」。チームでさらに磨きをかけて思いっきり発表していただきたいです!MORE CLOSE -
XSCHOOL 052018/01/07受講生松本一希ぎゅぎゅっと、みずみずしい3カ月間。
「あ、あけおめ!」2018年の年越しは画面越しにいるチームの2人と、いつとはなしに迎えていました。3カ月前に初めて会った僕たちは、福井・大阪・東京で暮らす20代後半3人のチーム。「地元福井のこと」「骨董市のこと」「島のこと」、それぞれ自分が好きなことになると話が止まらなくなります。
そんな僕らの「自分の好きなこと」を分解していくと、「人と人との関係性」というテーマに辿りつきました。誰とどんな関係を育んでいきたいのか、今はこのテーマを土台にしてプロジェクトを詰めています。
9月下旬に始まったXSCHOOLも今回のワークショップが最終回。これまで福井で過ごした時間、チームで議論した時間そのどれもが濃厚で、本当に3カ月しか経っていないのかと錯覚します。東京・福井での発表会はあくまでもスタート。いま一度XSCHOOLに参加を志望した初心にかえり、たくさんのエネルギー吸収してさらにさらに走っていきたいと思います。photo:片岡杏子
MORE CLOSEパートナー企業松山嘉臣伝える、伝わるということ。「はじめまして」から早いもので、今回が最後のワークショップです。これまで考えてきた内容をもう一度練り直した各チーム。「本当にこれで良いのか」、「三人が伝えたいことは合っているのか」、「これでバッチリだ」そんなギリギリの苦悩や意気込みが伝わってきました。
プレゼン演習では相変わらず講師陣から鋭いフィードバックを受けて悩むチームが続出。果たして目前に迫った発表会に間にあうのか見守るこちらも少々不安になりつつも、みんな確実に前へ進んでいると感じています。
今回は講師の多田智美さんから「企画書講座」があり、企みをより魅力的に人に伝えるためには「物語を紡ぐ」必要があるという言葉が印象に残りました。普段、新規事業などで人に伝える機会が多い自分にとっても有意義で楽しい時間でした。XSCHOOLでは受講生はもちろんのこと、パートナー企業の私たちも刺激的で成長できる機会を与えてもらっています。さあ、東京&福井発表会は間もなくです!MORE CLOSE -
XSCHOOL 042017/12/10受講生古澤 敦貴しあわせの対価
『その事業は誰をハッピーにできますか』。その一言が、胸に突き刺さった。
これは、事業化アドバイザー山口さんがワークショップ中の事業化講座でおっしゃっていた言葉です。そもそも、事業化なんて考えたこともなかったので、どんな難しい話が始まるんだろうとドキドキしていましたが、ベースはものすごくシンプルで強い言葉でした。もちろん、企画を考えていく上で、誰に向けてどう使ってもらいたいのかは考えていたつもりです。しかし、その誰かは本当にハッピーなのか、一人よがりになっていないかなど、改めて考え直すきっかけになったように思えます。
僕たちは、味噌を使って、新婚夫婦が家庭の味をつくっていけるようなアイデアを進めており、今回でやっと、本当にやっと、一歩進めたような気がします。味噌を通して、家庭を、社会をハッピーに。そして、結果的に僕らもハッピーになれるように、残りの時間、チームで突っ走っていきたいと思います。MORE CLOSEパートナー企業多田 健太郎自らも受講生に各チームの輪郭が徐々に見えてきた4回目のXSCHOOL。受講生のみなさんが福井でのワークショップ以外にも、忙しい合間を縫って課題に取り組んできたことが伝わってきます。私たちもそんな受講生を見ているうちに、その熱い想いに心動かされ、自らも何かできるのではないか、やってみたいと思うようになりました。
そこで挑戦しているのが「まゆ味噌」です! これは米五と同じくパートナー企業の1社である荒井さんとの共同プロジェクトとして、商品化を検討しています。やるからには「こういうの面白いね」という話をするだけではなく、実際に我々もプロトタイプを作ってみるなど、本当の意味で受講生と一緒になってこのXSCHOOLに参加させてもらっています。
パートナー企業として受講生をサポートしつつ、自らも受講生の1人のような感じで新商品へ取り組む。おそらくXSCHOOL第2期では私が一番楽しませてもらっています!MORE CLOSE -
XSCHOOL 032017/11/19受講生今飯田 佳代子山あり谷あり、走ろう!
「もしもし、お疲れさま。聞こえる?」私のチームは福井・滋賀・千葉で暮らす3人で、福井に集う2日間以外はチャットと電話でやりとり。オフラインの会議よりやはり難しいなぁと不安と課題を感じていました。
しかし表情やニュアンスが伝わり切らないが故に「少しでも気になったら放置せず質問」とコミュニケーションに貪欲になり、チャット履歴を遡って振り返ったりもします。これは時間ロスをしているようで実は、互いの発言の奥にある思考プロセスまで潜りきちんと本質を掴む手法として有効かも?と思うようになった時、「遠隔地だから大変だよね」という壁が1枚消えました。
福井の絹織物、羽二重の繊細なものづくりの技と質に魅せられた私達は、「堅苦しくない伝承」を目指し、落語を作ろうとしています。「ん、落語?」って思いますよね笑。学ぶこと、検討事項は山積みです。それでも引き続き、新しいことを恐れず思い込みの壁を壊しながら、3人で走っていこうと思います。
MORE CLOSEパートナー企業牧野 広明濃厚面談に私も刺激!北陸特有の冷たい雨が降る中、第3回目のワークショップがスタートしました。初日からプロトタイプ案の発表があると聞いて楽しみに入った会場では、すでに受講生が慌しくスタンバイをしており、始まる前から皆の熱気で窓ガラスが曇るほどでした。
各チームは前回からわずか3週間でのプロトタイプを作ってきており、受講生全員のレベルの高さにただただ感心するばかり。発表後には講師を交えた怒涛の個別面談がチームごとに行われ、パートナー企業の私たちも参加させて頂きました。この個別面談がまた濃厚! 個人のスタイルが違う中、チームとして悩みながらも模索を続ける姿を真横で感じ、改めて目標の大きさと私自身も大きな刺激をもらいました。
東京発表会まで2ヶ月。ワークショップも残すところあと2回です。受講生のみなさんのスピード感溢れる活躍が、必ず福井の魅力を伝えることになると感じます。これから2ヶ月間一緒に走り抜けましょう!!
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XSCHOOL 022017/10/29受講生早川 祐美2回目のワークショップ…無事終えました!!
私のチームは、食品業界に務めるミホ姉さんと、残念ながら2回目の参加が叶わなかった小野寺さん、そして福井在住の(元)下着デザイナーで現在は主婦業がメインの私です。
私達のチーム、初日の根っことアイデアのプレゼンは、お世辞でも良いとは言えない反応でした。講師の方達からも、リサーチの潜り方について厳しいダメ出しを受け、そこからどうしようと深く頭を悩ませました。それでも2日目の朝、一期生で番匠さんとプロジェクトを進められた木村さんから心強いアドバイスを頂いたことがきっかけで、チームの再スタートを切ることができました。また、一期生のプレゼンを見させて頂いたことも今後の気持ちの落とし込みに繋がる、大きなターニングポイントとなりました。
そして次回、いよいよプロトタイプを用意したワークショップが始まります。まずは、限られた時間をみんなで共有し、チーム一丸となって進めたいです!!
MORE CLOSEパートナー企業多田 健太郎変化の兆しを見た2日間。初回の企業フィールドワークを終え、今回からチーム単位で活動するXSCHOOL。1日目は各チームの宿題の発表からでした。第1回を終えてから4週間、みなさん自分の仕事もある中で、メンバー内の興味関心の共有やリサーチ報告など、チームによっては非常に詳しく調べられていて、改めてXSCHOOL受講生の熱意に驚かされました。
2日目最後のプレゼンテーションでは、1日目の発表からガラッと変わったチームやアイデアを少しずつ具体的にしていくチームなど、講師からのフィードバックを踏まえチーム内でディスカッションを行い、プロジェクトが変化していくところを垣間見ることができました。ただ、時間が足りないせいかアイデア段階のものも多く、まだまだ詳細を詰める必要がありそうです。
2日間通して、受講生の熱意やアイデア、そして的確な講師のアドバイスを肌で感じることができました。第3回までの3週間で各チームがどう進化しているのかが非常に楽しみです!
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XSCHOOL 012017/10/01受講生清水 一史開幕!
XSCHOOLが始まった。年代も、性別も、出身地も、職業も、必然的に価値観も、まったく異なる人たちが福井市に集まり、まったく接点のなかった企業とタッグを組み、怒涛の4ヶ月を全力で駆け抜けることで新たな価値・事業を生み出すプロジェクトだ。
3人1組の僕のチームは、芸術や文化、デザインといった言葉の定義に超厳しいアートNPO勤めの姉さん、デトロイトからのスカイプ参戦でまだ面と向かって話せていないUXデザイナーさん、そして東京の不動産会社勤めの僕。3つの企業は、県下No.1の建築資材・内装の会社「タッセイ」、シルクの新しい可能性へ挑戦心を持つ産元商社「荒井」、ただ味噌を売るだけに留まらない味噌屋さんの「米五」。加えて講師や他チーム、運営の方々、ふらっと現れる福井の人々が支えてくれている。各企業そして皆、キャラクターが濃い。正直パニック状態である。笑
まずは自分が何をしたいか整理し、それをチームとして、企業とともに昇華するため、とことん考えとことん議論する。心のパンツを脱ぎ捨て、福井のまちを疾走しようと思う。
MORE CLOSEパートナー企業荒井章宏いざ、プレイボール!待ちに待った第1回目のワークショップがスタート。受講生のみなさんは、出身、職種・経歴と様々で、参加の目的も「自身の成長のため」、「生まれ故郷活性化のため」「起業へのステップアップのため」と様々。「予定調和の人生はつまらない」と、新たなことへ挑戦する強い意欲と熱い想いを感じた初日でした。
2日目は「絹織物ができるまで」の工程をご説明し、その後は実際に絹織物工場へ。糸繰り機や織機を実際に稼働し、生き物から糸へ、糸から織物へとどのように出来上がるのかを五感で感じ取っていただきました。味覚は羽二重餅です(笑)
通常業務には無い視点・角度からの質問もあり、私自身、再発見もありました。これからの4ヶ月間、受講生×講師陣×パートナー企業がしっかりとバッテリーを組み、最後までフルスイングしてもらいたいです!既存の概念にとらわれないアイディアで、「シルク・絹織物」が持つ新たな可能性に期待しています!
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XSCHOOLの特徴
- 広義のデザイン*の力を生かした
新たなを生み出すデザイナーの育成 - 既存のデザイン・クリエイションの概念にとらわれないもの・こと・仕事づくりを模索し、次代を切り拓く事業を創造する、新しいデザイナー、事業家の育成を支援します。 *あらゆる分野・枠組みを横断し、物事を多元的に考えることを通して、世の中に新たな価値を生み出す力。また複数の役割や関係性を生かして、プロジェクトを実現する力。
- “革新を続ける伝統”が息づく福井を舞台に、
分野の異なる3企業との協働によりプログラムを構築 - 長きにわたり“革新を続ける伝統のものづくり“を続ける福井を舞台に、繊維・食・建設と分野の異なるパートナー企業の経営者、若手社員とともに新たなクリエイティブの実験を行います。
- 各分野で先駆的活動を続ける講師陣とともに、
“出会い・考え・つくる”を伴走できる小さな学校形式 - XSCHOOLは小さな小さな学校です。デザイン・プログラム・ものづくりなど各分野で活躍する講師陣、また、大学や金融機関との連携により、事業化へのサポート体制を構築します。地元企業とともにディスカッションを重ねながら、新たな未来を共創します。
応募の流れ
- 8/9(水)
〜
8/23(水) -
トークセッション @東京・大阪・福井
8/9(水) 19:30 – 21:30 @100BANCH (東京都渋谷区渋谷3-27-1)
8/10(木) 19:30 - 21:30 @アオッサ 6F レクリエーションルーム (福井市手寄1-4-1 アオッサ 6F)
8/23(水) 19:30 – 21:30
@スタンダードブックストア心斎橋 (大阪市中央区西心斎橋2-2-12 クリスタグランドビル)
※大阪会場は8/7(月)に開催予定でしたが、台風接近に伴い、8/23(水)へ変更となりました。
- 8/27(日)
- 応募締め切り
- 9/2(土)
- 選考結果発表
スケジュール
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2017
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9/30(土)・10/1(日)
第1回ワークショップ
@福井パートナー企業でのフィールドワークとチームアップ
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10/28(土)・10/29(日)
第2回ワークショップ
@福井フィールドワークをもとにしたプランの立案
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11/18(土)・11/19(日)
第3回ワークショップ
@福井提案の再考・リサーチ、講師によるフィードバック
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12/9(土) ・12/10(日)
第4回ワークショップ
@福井中間クリティーク、ビジネス講座の開催
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2018
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1/6(土) ・1/ 7(日)
第5回ワークショップ
@福井最終クリティーク
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1/20(土) または 1/21(日)
最終発表会
@東京さまざまな視点を持ったレビュアーや地元企業らを前に発表
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2/3(土)
最終発表会
@福井東京発表会からブラッシュアップし、レビュアーや地元企業らを前に発表
*スケジュールは変更する可能性があります、あらかじめご了承ください。
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2017年度テーマ
在り処
2017年度講師
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- 原田 祐馬 / Yuma Harada
- 1979年大阪府生まれ。UMA / design farm代表。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「共に考え、共につくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。京都造形芸術大学空間演出デザイン学科客員教授。
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- 萩原俊矢 / Shunya Hagiwara
- 1984年神奈川生まれ。プログラムとデザインの領域を横断的に活動しているウェブデザイナー/プログラマ。2012年、セミトランスペアレント・デザインを経て独立。ウェブデザインやネットアートの分野を中心に企画・設計・ディレクション・実装・デザイン・運用など、制作にかかわる仕事を包括的におこなう。多摩美術大学統合デザイン学科非常勤講師。IDPW.org 正会員として文化庁メディア芸術祭新人賞を受賞。
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- 高橋孝治 / Koji Takahashi
- 1980年大分県生まれ。多摩美術大学卒業。無印良品のインハウスデザイナーとして、生活雑貨の企画デザイン、防災プロジェクト「いつものもしも」のディレクションなど、無印良品のデザインを実践。昨年末に愛知県常滑市に移住。主に地元企業、団体と様々な企画開発を行っている。
事業化アドバイザー
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- 山口高弘 / Takahiro Yamaguchi
- GOB Incubation Partners株式会社 Co-founder。プロスポーツ選手。19歳で不動産会社を起業、事業売却。大学進学を経て、野村総合研究所にてビジネス・イノベーション室長として新規事業開発支援を展開。2014年、GOB-IPを創業。主に0→1および1→10フェーズでのインキュベーション実績が豊富。著書:「アイデア・メーカー」(東洋経済)。
事業化支援機関
プログラムディレクター
原田祐馬 [デザイナー・UMA/design farm代表] ※XSCHOOL講師と兼任
多田智美 [編集者・MUESUM代表]
内田友紀 [株式会社リ・パブリック共同代表]
2017年度パートナー企業
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- 荒井 株式会社
- 明治時代より続く福井の伝統産業である、絹織物(=シルク)に特化した産元商社。和装用羽二重織物やアパレル向け服地、スカーフ用生地のみならず、近年は産業資材用生地や機能性素材の加工技術開発にも取り組む。
-
事業内容:シルク生地の企画・販売、和装用正絹胴裏地、製品染め用スカーフの企画・製造・販売、シルク原料の販売など
- 弊社は日本有数の繊維産地である福井で、60年以上にわたり絹織物(シルク)に特化したものづくりを行っています。繭から生まれるシルクは、人の手によって風合いが変わる生き物のようなもの。なめらかな着心地や吸湿性、速乾性といったすぐれた特性を活かし、もっとシルクが身近になるようなアイデアを皆さんと一緒に考えていけたらと思っています。
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- 株式会社 米五
- 天保2年(1831年)創業。選りすぐりの国産米と、厳選した国産大豆、塩を使った昔ながらの味噌造りを継承する。永平寺御用達店として、日夜厳しい修行に励む雲水らの貴重な蛋白源としての味噌蔵を預かってきた歴史をもつ。
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事業内容:みそやみそ加工品の製造・販売など
- 天保2年より味噌づくりに携わってきた当社は、地元を中心とした国産の原料にこだわり、その時代に合った味噌の美味しさを追求し続けています。2018年には新しい事業の立ち上げを控えており、まさに転換期を迎えている当社。XSCHOOLを通してさまざまな分野の人たちとアイデアを出しながら、味噌の美味しさを多くの人に広められたらと考えています。
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- 株式会社 タッセイ
- 「建てる」を応援する会社をコンセプトに、大型ビルなどの内装工事と住宅用建築資材の販売・納入などを行う。北陸ナンバーワンの専属施工集団「タッセイ職友会」を抱え、資材調達から工程管理・品質管理・安全管理まで一貫した施工を担う。
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事業内容:建材・住設機器卸、ビル・建物の内装仕上工事など
- 当社は空間づくりのプロフェッショナルとして、幅広い建築資材や住宅設備を扱い、専属職人集団「タッセイ職友会」とともに日々技術を磨いています。“「建てる」を応援する会社”として、建築業の未来を常に考えている当社。皆さんの経験やクリエイティブなアイデアが建設業とどのようにコラボレーションするか、今から楽しみです。