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関東・関西予選の記事が掲載されました。
資源活用 プラン競う
東京、大阪で大学生予選
6チーム、月末に決勝
大都市部の大学生が福井市内の地域資源を使ったビジネスプランを競うワークショップの関東予選が12日夜、東京都内で開かれた。7チーム(21人)が、誘客を狙ったイベントなどの事業アイデアを披露した。
「未来につなぐ ふくい魅える化プロジェクト」の一環。ワークショップは「福井発! 東西学生対抗アイディアソン・メークファイト」と銘打ち実施。関東と関西で予選会があり、上位チームが10月30、31の両日、福井市内で開く決勝戦に臨む。
関東予選では、まず福井大の学生が地域資源として、一乗谷朝倉氏遺跡や「越前金時」「黒龍吟醸豚」を紹介。東大、東工大、法政大などの学生が3人1組でチームを作り、その場でアイデアを考え発表した。
慶応大チームは、朝倉氏遺跡で「プロジェクションマッピング」を展開し、煙や滝に映像を映し出すと提案した。ほかに、吟醸豚と一緒に地酒が飲める店を造るといったアイデアもあった。審査の結果、3チームが決勝戦の切符を手にした。
関西予選は13日、大阪市で行われた。決勝戦は、東西計6チームが地域資源がある現場を訪ね、ビジネスプランを競い合う。(五十嵐靖尚)
【写真説明】
大学生がユニークなビジネスプランを披露し合った関東予選=12日夜、東京都港区の「co-lab西麻布」
2016年10月14日(金) 福井新聞朝刊21面