#018

佐々木 教幸

自分の才能を見つける旅・東郷へ 自分の才能を見つける旅・東郷へ
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福井市の中心から少し離れた東郷地区は、堂田川のせせらぎの両側に続くノスタルジックなまち並みが魅力的な農村集落です。堂田川やおつくね(おにぎり)を楽しむお祭りがあり、最近は空き家を使ったお店も増え、移住者も活躍しています。東郷で若者も巻き込んで世代を超えたまちづくりを進めている「ふくいPR隊@東郷研究会」。会長の佐々木教幸さんのお宅にお邪魔すると、リビングでは近所の人たちが雑談をしながら何かをしています。「まちづくりは僕がリードする時代じゃないよ」という佐々木さん。「今の若い人は優秀。僕も仲間に入れてという感じ」と若者の話に移っていきます。「ここの若い人たちと私たちは『シンセキ』。常にお互いを気に掛ける気持ちいい関係なんだ」とも語ります。誰かがこのリビングで思いをつぶやくと、自然とみんなが自分の得意分野を生かして積極的に協力し、何かが生まれるんですって!今していた「何か」もこれなのか!?「ここは明日何が起こるか分からない『地域のリビング』」という佐々木さんの表現に納得。ここで自分の才能を見つけ、根付いた人も多いそうですよ。東郷の「シンセキ」を訪ねる旅は自分探しの終着駅になるかもしれません。

ノスタルジックなまちなみは、自分の故郷にいるのような気持ちを呼び起こす。
この様子を見た台湾からの来訪者が、台湾の地域づくり雑誌に「地域のリビング」と紹介してくれた。
佐々木 教幸 さん

PROFILE

ふくいPR隊@東郷研究会
出身地・福井市
福井歴・70年(途中3年県外)
Favorite・古い街並み・街道・建築・庭・美術館を見ること、約50年前に日本中を旅行するために作った長距離用自転車ローバー

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