#014
越前東郷グローバル化研究会
福井市の南東部、東西に堂田川が流れる一乗谷朝倉氏遺跡に隣接する東郷地区で、越前東郷グローバル化研究会は活動しています。この会が発足したのは2017年。有志7名から始まりました。テーマは「越前東郷をもっと住みやすく、面白く」。自分たちでできることは何かと模索した時に、外からのお客様が居心地のいい町が住民にとってもいい町ではと考えたことからグローバル化という名前が生まれました。「必要に応じては名前も変えちゃうような、常に変化しているアメーバみたいな会です」と話すのは創立メンバーの伊藤真紀さん。台湾で日本語教師をやっていた国際色豊かな経歴の持ち主です。実際にこの会が動き出してから東郷地区は活動的な人たちが目に見えて集まるようになりました。「強制はしません。自分が面白いと思ったことを発案して、この指とまれ方式で共感した人が集まって企画が実現します」と伊藤さん。コロナ禍の中でより活発化したという東郷地区の活動は、台湾の大学でのオンライン授業や、遠くに住む大切な人に送るタメギフト、とうごうっこのだがしや、えつみほくせん×マルシェなど枚挙にいとまがありません。元々東郷ふるさとおこし協議会やふくいPR隊@東郷研究会など地域団体が存在し、現在は三者で役割分担をしながら東郷地区の活動を支え合います。昔から居る人も新しい人も、国籍も性別も年齢も関係なくという研究会の懐の深さが、様々な面白いことを発露させていきます。
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