「日本の北欧」と例えてもいい、穏やかで幸せな暮らし、小・中学生の学力テストで常にトップスリーに入る初等教育の実力、そして温故知新で日本の次世代製造業のモデルとなった繊維産業など、他の地域とはどこか違う、ユニークな〝生態系〟を持つまち・福井。
このミステリアスな地域から、新たなビジネスの種を掘り起こし、イノベーティブな事業アイディアを花開かせましょう!東京・大阪での予選を勝ち抜き、福井での決戦で頂上に立つのは果たして関東勢か、関西勢か?
さあ、大一番の取り組みがいよいよスタート。「はっきよい!」の掛け声が響きます!

綱

メークファイト!!!とは

福井市に眠る地域資源を活用し、新たなビジネスプランの創造に結びつけるワークショップ・プログラムです。3人1組でチームを組んでいただき、チーム同士が競い合う、コンペ形式で実施します。関東・関西での予選を経て、決勝戦を福井で行います。

大会会場・スケジュール

大会会場・スケジュール

予選から決戦への流れ

1
福井市に眠る新たな事業(ビジネス)の可能性を持った地域資源を、福井大学の学生チームが探求。その成果を、関東・関西の予選参加チームに対してプレゼンします。
2
福井市の地域資源を活用したビジネスアイディアを発想し、そのアイディアが持つ可能性を熱く語っていただきます。
3
関東・関西の予選それぞれ上位3チームを、1泊2日の福井合宿にお招きします。合宿では、福井大学のメンバーが案内役となって、地域資源の現場を訪ね歩き、更なる魅力と可能性を発掘していきます。また、それらを活用してビジネスアイディアを磨き抜く、イノベーションワークショップに参加。斬新でインパクトあるビジネスプランを生み出します。
4
合宿の最後に、福井から全国を股にかけて活躍する若手イノベーターをゲストに迎えたレビューセッションに参加します。ここで得たアドバイスを生かし、ビジネスプランにさらに磨きをかけて、福井市をはじめとした各地のビジネスプランコンテストなどにご応募いただき、プラン実現の機会をつかんでいただきます。

メークファイト!!!運営チーム

ディレクター&レビュアー

  • 田村 大
  • 田村 大 / Hiroshi Tamura 株式会社リ・パブリック 共同代表/
    東京大学i.school 共同設立者エグゼクティブフェロー
    人類学的視点から新たなビジネス機会を導く「ビジネス・エスノグラフィ」のパイオニアとして知られ、現在は、地域や組織が自律的にイノベーションを起こすための環境及びプロセス設計の研究・実践に取り組む。共著に「東大式世界を変えるイノベーションのつくりかた」(早川書房)など。内閣府、経済産業省、科学技術振興機構等でイノベーション推進・人材育成に関する研究会委員を歴任。
  • 竹本 拓治
  • 竹本 拓治 / Takuji Takemoto 福井大学産学官連携本部准教授
    学生時代に教育サービス会社を起業、京都大学経営管理大学院経営研究センター特命講師等を経て、2012年4月より現職。キャリアとアントレプレナーシップの教育に詳しい。近刊に「キャリア・アントレプレナーシップ論」(萌書房)、「アントレプレナーシップ教科書」(中央経済社)など。

レビュアー

  • 竹部 美樹
    竹部 美樹 / Miki Takebe NPO法人エル・コミュニティ
    代表理事
    2008年より鯖江市地域活性化プランコンテストを開催し、地域を担う人材を育成するとともに、若者が活躍するフィールドを鯖江に作るべく地元学生と共に活動。昨年からはIT×ものづくりの拠点「Hana道場」を運営。鯖江、日本、そして世界で活躍するITものづくりの担い手育成と、オープンイノベーションを起こす場を創造中。
  • 二宮 崎博
    二宮 崎博 / Sakihiro Ninomiya ぶちでざいん株式会社 代表
    2009年、福井に移住。飲食店管理部に所属しながら、2013年ぶちでざいん株式会社を設立。猫を通して社会を見るのがライフワーク。動物愛護のNPOをサポートしながら得るヒントにデザインを掛け合わせたビジネスを創造したい。
  • 江戸 しおり
    江戸 しおり / Shiori Edo ブロガー /Dearふくい代表
    千葉県在住。2015年10月より鯖江市体験移住事業「ゆるい移住」に参加し、移住中のブログ「ゆるブロ」が注目を集める。現在は一般社団法人ゆるパブリック編集長として福井新聞オンライン「ゆるパブコラム」にてコラムを連載中。

募集要項

応募対象者
  • 地域資源を活用した、新たな事業づくりに挑戦する熱意のある大学生・大学院生。
  • 福井をはじめとした地方の社会課題を解決し、よりよいまちづくり・地域づくりに貢献したい大学生・大学院生。
  • 自分と異なる専門性やバックグウランドを持つ人たちとチームを組んで、新たなチャレンジに取り組みたい大学生・大学院生。
※20歳未満で福井での合宿に参加される方は、保護者の同意書をご提出いただきます。
参加費用
無料(予選を通過し、決勝戦に進んだチームには、福井市への往復旅費を支給します)
申し込み方法
下記エントリーボタンから所定のフォームに入力して送信してください。
募集人数(各予選)
8チーム(24名)
申し込み〆切
2016年10月9日(日)
募集人数を超える応募があった場合は、予定より早く受け付けを終了することがあります。

【知的財産権について】

本プログラムを通じて発生した知的財産権の帰属およびその利用方法については、その創造または獲得に具体的に関与した者の間で個別に協議の上で決定することとします。

未来につなぐ ふくい魅える化プロジェクトとは

日本列島の「へそ」に位置する、海・山などの豊かな自然、繊維をはじめとする産業、生活環境や教育への高い満足度、女性の有業率、社長輩出率日本一、と環境に恵まれた福井市。

その背景には、脈々と培われてきた創造的な生活者の工夫、豊かな風土・文化・知恵・技能を生かしつつ新たな価値へ展開する産業の担い手たちの精神があります。


 “古きを温め新しきを知る”。温故知新−創造的な発想で新たな価値を生みだす姿勢は、企業や個人にも受け継がれ、また昨今、さまざまな分野で活躍する創造的な人々の協働により、事業、空間、イベントなど、次代をつくる試みが日々生みだされています。

 未来につなぐ ふくい魅える化プロジェクトは、暮らし/しごとを軸に、福井の魅力や価値の可視化を通して、地域を超えた“新たな人の流れの創出”を目的に始動しました。さまざまな世代を対象としたプロジェクトと、独自のメディアを通して、ここから生まれる物語を伝え、福井に暮らす人々には身近な暮らしの再発見を、まだ福井の魅力を知らない人々には新たな街と出会うきっかけを届けていきます。2016年秋、これからの福井、都市の未来を描く、新たな挑戦がスタートします。

PROJECT

make.f

  • PROJECT1:make.f LAB XSCHOOL
    “革新を続ける伝統のものづくり”が根づく福井を舞台に、事業創造マインドを備えた新たなデザイナー像を育む小さな教室。地場産業とともに、次代の“事業の種”を生み出していきます。
    PROJECT2:make.fIGHT 東西対抗アイデアソン・ メークファイト!!!
    福井の地域資源をテーマにした東西・福井の学生対抗アイデアソン。都市圏大学生の多くには未知のミステリアスな土地福井から、挑戦的なビジネスアイデアを生み出していきます。
  • PROJECT3:make.fUTURE WORK 次代の“あたりまえ”な働き方研究所
    魅力的な企業アンバサダーの生き方から、多様性のある働き方を考えるプログラム。生き生きと活躍する企業アンバサダーが、「幸せ福度日本一」の福井で暮らす・働く魅力を発信します。
    PROJECT4:make.fORTUNE FUKUI しあわせの秘密を探る取材の旅
    地元の中高生が福井の魅力を再発見していくプログラム。福井で活躍する人材への取材を通して、食や自然、観光、働き方など隠れた強み・面白さを触れ、“地元愛”を培います。
    +α PROJECT 冬の日本海トライアルステイ
    福井の海暮らしを体感するトライアルステイ企画。沿岸部の越廼地区を拠点に冬の日本海を望みながら、福井で暮らす・働くを体験し、まだ眠っている福井の魅力と可能性を発見します。

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  • 実施主体
    未来につなぐ ふくい魅える化プロジェクト
    主宰
    福井市
    協力
    福井大学産学官連携本部、株式会社福井銀行、株式会社福井新聞社
    運営
    株式会社リ・パブリック、株式会社福井新聞社
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