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XSTUDIO 2018 note

XSTUDIO でプロジェクト創出に取り組むメンバー、リーダー、パートナー企業がそれぞれの視点から活動を記録し、思いを綴る実験ノート。
STUDIO B
[メンバー] 木下 佳祐  2018.11.11

ギアチェンジ

ギアチェンジ。

第3回目の2日間を一言で表すなら、この言葉からノートを綴りたい。

「折り返し地点ですね。」1日目の朝に話したディレクター原田さんの言葉が今も心に残っている。それは、1月の発表会に向けてこれまでのスピードではまずいという焦りからくるものだったのだろう。9月の初日に「地獄へようこそ」と言われたのを思い出した。でも僕たちはそれを楽しみにきたのだから臨むところである。

僕たちSTUDIO Bは、メンバーそれぞれの“自分ごと”というのを大事にしている。

その背景にあるのは、「接着」というパートナー企業 ジャパンポリマークさんの強みとする技術。それを、萩原リーダーは「&(アンド)」と表現する。その意味は「何かと何かをくっつけるもの」ということ。そして、その”何か”は、自分自身の中にある。その何かが何なのかまずは1人で考えて言葉にして探り、メンバーとの対話の中で相手の何かを知りながら、くっつく形を模索してきたのがこれまでだった。福井へ移住するほど「ダブルラッセル」という素材への情熱がある佐保さんや、「越前和紙」について話し出すと止まらない湊さんなど、メンバーそれぞれに秘めた熱い想いがある。

この第3回は、そんな想いをより具体的な形にするべくプロトタイプの制作に明け暮れた。段ボールをカッターで切ったり、生地をミシンで塗ったり。子どもに戻ったように、皆黙々と作業に没頭する。これまで考えたり話し合ったりすることがメインだった僕たちは、次のフェーズに向かっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

改めて感じるのは、ジャパンポリマークの山本さん、斎藤さん、吉川さんのものすごく協力的な姿勢だ。

「ゴミ箱の中を見せてほしい! 」

「この生地にあのラベルを接着できますか? 」

僕たちのどんな相談に対しても、「やってみましょう! 」といつも二つ返事で引き受け、一緒に考えてくれる。そんな心強い3人の存在こそが参加メンバーの想いをくっつけてくれる強力な接着剤だ。

できあがったものは、まだ小学生の自由工作のよう。でも、頭の中にだけ曖昧に存在していたものが形になって表れたことで、これまでよりも大きく一歩前進したと感じた。

さて、ゴールに向けてもう一つギアを上げていこう。

photo by Kyoko Kataoka


STUDIO B
STUDIO B メンバー
木下 佳祐 プロジェクトデザイナー
 
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