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XSCHOOL

2018.9.1-9.2

XSCHOOLとは

XSCHOOLは、身の回りのあらゆる創造行為の根っこを見つめなおし、「広義のデザインの力」を、ともに考える小さな教室です。
XSCHOOLでは、「あらゆる分野・枠組みを超え、多元的な視点から、新たな価値を生み出す力」「関係性を生かしてプロジェクトを実現する力」を「広義のデザインの力」と捉えています。2日間のレクチャー&ワークショップ、トークセッションを通して考える「広義のデザインの力」は、デザイナーのみならず、何かを生み出す創造行為に携わるすべての人に生かせる力なのではないでしょうか。

プログラム

DAY 1
9月1日[土] 13:15〜19:00
会場:アオッサ6F レクリエーションルーム (福井市手寄1-4-1 アオッサ6F)
  • introduction & exercise
  • session 1 デザイナー・原田祐馬さんと考える、 デザインはどこからはじまるの?
    ますます領域を広げる「デザイン」という言葉。次代のデザインに大事なことを、日本各地で「共に考え、共につくる」プロジェクトに携わる実践を通じて考えます。
  • session 2 編集者・多田智美さんと考える、 紡ぐ、伝わる。「編集」の見方と伝え方って?
    ものごとの魅力や価値と出会い、それらを紡ぐことで、新たな物語を生み出し、伝えていく「編集」的なものの見方とは? 人を動かす伝え方・届け方を、ワークショップを通じて考えます。
  • session 3 都市デザイナー・内田友紀さんと考える、 イノベーションが起きる場/都市とは?
    新しいことが生まれ、創造的な人が集まる場所/都市とは? 国内外の都市・ネットワークのトライアルを見ながら、自分たちの街のことを考えていきます。
  • round-table 1 2人のデザイナー・髙橋孝治さん、新山直広さんと考える、
    インタウンデザイナーのしごとって?
    福井県・河和田と愛知県・常滑。2つの街で仕事をつくり、暮らしや産業に長い時間軸で寄り添いながらともに育っていく「インタウンデザイナー」の仕事を作ってきた2人とともに、デザインと地域のこれからを考えます。
DAY 2
9月2日[日] 9:15〜18:00
会場:NICCAイノベーションセンター(福井県福井市文京4-23-1)
  • introduction & exercise
  • fieldwork 1 NICCAイノベーションセンターと考える、
    イノベーション拠点から構想する、未来をつくる場所
    DAY2の会場・日華化学本社NICCAイノベーションセンターをご案内いただき、「次代の働き方」など設計に込めた思いをうかがいます。それをヒントに、参加者それぞれが、自分の街にほしい「イノベーティブな場」について考えていきます。予定登壇者:小堀哲夫氏(小堀哲夫建築設計事務所)
  • session 4 ミュージアムエデュケーター・会田大也さんと考える、
    いいワークショップはどうやってつくるの?
    想定外の展開が起きる状況を積極的につくり、実践を学びに変えるワークショップ。どうしたらより相互的な学びの場になるのでしょう?それぞれの創作や仕事に生きる、「経験」の設計手法を考えます。
  • presentation session お題持ち込みプレゼンテーション & ディスカッション
    このプロジェクト、みんなで考えたい!
    あなたが温めている/実施しているプロジェクトを、5分間でプレゼンテーションしてください。 会場みんなで議論し、考えましょう!
  • round-table 2
    XSTUDIOリーダー・萩原俊矢さん、杉本雅明さん、吉行良平さんと考える、
    アイデアはどこからやってくる?
    本年のXSTUDIOリーダーの3人は、価値をつくりだす突破口・分岐点としてのアイデアに、どのように出会っているのでしょうか? アイデアの前提となる「問い」についても考えてゆきます。
  • closing session

XSCHOOLスピーカー

  • 原田祐馬
    デザイナー・UMA/design farm代表
    UMA/designfarm代表。文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に取り組む。グッドデザイン賞審査委員、京都造形芸術大学空間演出デザイン学科客員教授。
  • 多田智美
    編集者・MUESUM代表
    editorialstudioMUESUM代表。大阪を拠点に、アートやデザイン、福祉、地域などの分野にて、書籍やタブロイド誌などの印刷物、WEBをはじめ、イベントやプロジェクトの企画・編集を手がける。
  • 内田友紀
    株式会社リ・パブリック共同代表
    福井市出身。株式会社リ・パブリック共同代表。専攻は建築とサステイナブルシティデザイン。同社では福岡市・広島県などで都市型の事業創造プログラムの企画運営に携わる。内閣府地域活性化伝道師。
  • 会田大也
    ミュージアムエデュケーター
    1976年東京生まれ。2003年より11年間、山口情報芸術センター(YCAM)の教育普及担当として、メディアリテラシー教育と美術教育の領域にまたがるオリジナルワークショップや教育コンテンツの開発と実施を担当する。「コロガル公園」シリーズでグッドデザイン賞を受賞。2014年より東京大学大学院ソーシャルICTグローバル・クリエイティブ・リーダー[GCL]育成プログラム特任助教。
  • 高橋孝治
    プロダクトデザイナー
    1980年大分県生まれ。2004年多摩美術大学生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻卒業。無印良品にて生活雑貨の企画・デザインに携わり、防災「いつものもしも」のディレクションで知られる。2015年に愛知県常滑市に移住。常滑を拠点に常滑市や地元企業・団体とプロジェクトを進行。常滑市陶業陶芸振興事業推進コーディネーター、六古窯日本遺産活用協議会クリエイティブディレクター。
  • 新山直広
    TSUGI 代表/デザインディレクター
    1985年大阪生まれ。大学で建築を学んだ後、2009年福井県鯖江市に移住、鯖江市役所を経て2015年TSUGIを設立。グラフィックデザインをベースに、商品開発や販路開拓までを一貫して行い、自社ブランド「Sur」をはじめ、「SAVA!STORE」「RENEW」の運営など、領域を横断しながら創造的な産地づくりの構築を目指している。京都精華大学伝統産業イノベーションセンター特別共同研究員。
  • 杉本雅明
    エレファンテック株式会社 取締役副社長
    1985年生まれ。東京大学大学院理学系研究科修了、修士(理学)。2014年、エレファンテック株式会社(元AgIC)共同創業。同社はフィルム状の電子基板 (FPC)の製造プロセスを、インクジェット印刷と銅めっきを用いて革新する技術を世界に先駆けて実用化した。学生らのアイディアを米見本市のSXSWに送り出すTodai to Texasにも携わり、東大発スタートアップのハブとなっている。
  • 萩原俊矢
    WEBクリエイター
    1984年神奈川県生まれ。ウェブデザインやネットアートの分野を中心に活動し、企画から実装・運営までウェブにまつわる仕事を包括的に行う。主な仕事に東京大学生産技術研究所公式サイトなど。2015年 より多摩美術大学統合デザイン学科非常勤講師。IDPW.org正会員として文化庁メディア芸術祭新人賞受賞
  • 吉行良平
    デザイナー
    1981年大阪生まれ。オランダへ渡り、Design Academy Eindhoven 卒業後、droog design やArnout Visser のプロジェクトに参加。日本にて「吉行良平と仕事」設立。プロダクト、家具を中心に国内外さまざまなクライアントとの商品開発やプロジェクトを行う。京都造形芸術大学空間演出デザイン学科非常勤講師。
  • 小堀哲夫
    建築家・小堀哲夫建築設計事務所 代表
    1971年岐阜県生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修士課程修了。大手設計会社を経て、2008年小堀哲夫建築設計事務所設立。2014年から法政大学 デザイン工学部建築学科 兼任講師。2017年には「JIA日本建築大賞」と「日本建築学会賞」の二大建築賞を史上初となる同年内でダブル受賞し注目を集めた。NICCAイノベーションセンターをはじめ、共創や創発をテーマとした建築を多数手がける。

ABOUT

XSTUDIO/XSCHOOL は、地域を超えた “新たな人の流れをつくること” を目的とした「未来につなぐ ふくい魅える化プロジェクト」の基幹プロジェクトです。海と山の幸に恵まれ、暮らしや仕事、教育に高い満足度を誇る北陸・福井。その背景には、風土と暮らしに発する豊かな文化と知恵があり、技能の蓄積を生かして新たな挑戦を続ける産業界の精神があります。

2016-17 年「ふくい魅える化プロジェクト」でのXSCHOOL は、次代のデザイナーがともに学び実践する、小さなデザインの教室として開催されました。全国各地から集まるデザイン・編集・金融・保育など専門性の異なるメンバー、各期約20名が、約120日間、福井に通い、文化や風土を紐解き、社会の動きを洞察しながら、プロジェクトを創出してゆきました。3人1組のチームに、講師陣、地元企業が伴走し、「あらゆる分野・枠組みを超え、多元的な視点から、新たな価値を生み出す力」「関係性を生かしてプロジェクトを実現する力」を育んできました。これまで生まれた未来に問いを投げかけるプロジェクトの数々、そのプロセスは、多くの人の心を動かし、福井のまちに「新たな人の流れと仕事」「地域を超えた関係性」をつくりだしています。

2018年からは、XSCHOOL / XSTUDIOの2つに再編。「ともに学ぶXSCHOOL」「ともにつくるXSTUDIO」として、より深化したプログラムを展開します。