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トライアルステイ

日本海の見える場所で暮らすってどんな感じ?

神奈川県にお住いの中村さんファミリー。ペットシッターを生業としながら、キャンピングカーで旅することが大好きなご家族は、都会の暮らしに行き詰まりを感じる中、働き方や生活を見直すきっかけにと今回のトライアルステイに参加しました。

中村さんファミリーにはかわいいワンちゃんも一緒です! 日本海は太平洋とは違う潮の香りがした!?

普段は湘南の海にほど近い街で暮らす中村さんですが、日本海で過ごすのは初めての経験だそう。ステイ先の越廼地区に入ると、目の前には日本海の冬の荒波が迫ります。「砂浜にゴミが少なく、海がきれいで驚きました!」と中村さん。

1日目は越廼小学校の見学から。1・2年生の生活科の授業に混ぜてもらい、児童が育てたサツマイモでスイートポテトを作る体験をしました。1クラス10人に満たない少人数だからこそ先生の目が届きやすく、チャレンジしやすい環境づくりが実感できます。

クラスの一人一人と握手を交わしてから一緒に調理実習に参加。休み時間には折り紙で楽しみました。

2日目のランチは福井市殿下地区にあるかじかの里山殿下でのバイキング。海鮮丼づくりにチャレンジする中村さんファミリーに、レストランのお母さんから殿下産コシヒカリがプレゼントされました。

県知事賞も受賞したお母さん自慢のおいしいお米です。

午後からは岩尾醤油さんで自分たちで醤油を絞る体験とワタリグラススタジオではガラスの器作りに挑戦しました。

みんなでいろいろなお醤油を味見中。

パパさんも初めてのガラス制作体験に真剣な表情です。

3日目の夜は、殿下地区で開催されている会合「夜話(やわ)な会」に参加。子どもからお年寄りまでかじかの里山殿下に集まって、手作りおでんやお惣菜を囲んでわいわい。老若男女で、フランス語、英語、福井弁が飛び交う、かなりディープな会に(笑)

中村さんにはリアルな移住者の事情を遠慮なく質問してもらいました。地元の方との交流でより具体的に移住をイメージすることができたようです。

殿下地区にUターンやIターンで移住した先輩方に、田舎生活のリアルを教えてもらいます。

さらに、滞在4日目には海鮮丼の最後の素材でもある新鮮なお刺身をたっぷりとゲットし、中村さんファミリーだけの特別な海鮮丼ができました。親子で完成させた海鮮丼は、どれも越前海岸に暮らす地元の方とふれあって手に入れたスペシャルな一品です!

親子らしいかわいい海鮮丼が3つ並びます。

ステイ最後の夕食を終えた中村さんファミリー。「大満足の滞在でした!」と今回のトライアルステイを振り返ってくれました。

(text  リアルローカル福井/佐藤実紀代)

 

<<後日中村さんご本人から、嬉しいメッセージをいただきました!>>

何とか、夢から現実に戻り()いつもの生活を営んでいます

福井の皆様には、本当に良くしていただき、今、思い出しても暖かい気持ちになります

毎日、皆さまに、見守られながら、歓迎してもらった福井のトライアルスティは、想像していたよりも、ずっと、ずっと、私の心に響いています

主人や、身近な友人とも、今後の中村家についての道しるべになったと話しています

このご縁を大切にしたい思いでいます

今回のトライアルスティが良き滞在になったのも、ありのままの福井の皆さんと生活を紹介していただいた事と、何より、窓口である佐藤さんが私にとってはとても話しやすい人柄であった事が大きな要因です

不安な事や、ふと思った事柄をその場で話せて返事をもらった事は、大変、安心出来ました

 「ありがとう」


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