make.f WONDERS
我が家の定番
福井の食材にひと一倍こだわりを持つ2人が、「我が家のこれが一番!」と思う食材について自慢し合います。
第3戦

我が家の定番“○○”対決、第2戦目のテーマは「米」。
コシヒカリの発祥の地、福井はお米も絶品!
今回は県外から福井にやってきた転勤族のお二人に、
他県で暮らしていたからこそ感じる
福井の米の美味しさについて語ってもらいました。

今回の2人は…

篠崎季美子さん
静岡県出身
転勤族の夫を持つ一児のママ。
福井でお母さんの産後ケアを行う
「マドレボニータ」のインストラクター
としても活躍中!
太田洋介さん
愛知県出身
大手旅行会社に勤め27年。
これまで転勤で訪れた場所は数知れず。
2年前に福井に転勤になり
食の美味しさに目覚める。

私、前任地が秋田だったので、これまで「あきたこまち」が一番美味しいと思っていたんですよ。でも、福井のお米は抜群に美味しいですね! さすがコシヒカリ発祥の地って感じがします。

コシヒカリの発祥が福井って意外と知らない人も多いんだよね。私も転勤族でこれまで全国いろんな場所に引っ越してきましたが、こんなにお米がうまいって思ったのは福井がはじめてでした。篠崎さんは普段どこのお米を食べてるの?

近所のお米屋さんで買っているんですが、県内のいろんな場所で作られたお米を扱っていて食べ比べができるんです。福井に引っ越して間もない頃に県内産の「コシヒカリ」や「華越前」など5種類くらいのお米を食べた結果、池田町のお米に惚れ込んじゃいました!

池田町! たしかに県内でも米どころだね! 地形的に寒暖差が大きい場所から美味しいお米ができるって聞いたことがあります。うちは新米の時期になると福井市内でお米を作っている知り合いから送ってもらってます。

福井は農家さんだけじゃなく、親戚や知り合いがお米を作っている人が多いですよね。「米は買うもんじゃない、作るもんだ」って友達も言ってたなぁ……。太田さんは福井のお米のどんなところが気に入ったんですか?

よくお米が「甘い」っていう表現あるでしょ?実は今までぴんときてなかったんですが、福井に来たらその意味がよくわかりました。炊きたての新米は、おかずなしで食べられる美味しさですよね。

炊きたてもいいですが、冷めても美味しくって! うちは子どもがまだ小さいのですが、福井に来てからお米が好きになって、おにぎりを毎日つくるようになりました。炊く時に何かこだわりとかありますか?

水! お米が美味しいのは水も関係していると思うんです。池田町のお米は池田町の水、福井市の米は福井市の水と、育った場所のお水でごはんを炊くのもいいかもしれないですね。さすがに名古屋の実家で福井のお米を炊く時は、水道水ではなくミネラルウォーターを使っています!

こだわってますね〜。うちは炊飯器が壊れたのを機に圧力鍋で炊くようになりました。次の炊飯器を買うまでのつなぎのつもりが、美味しく炊けるのでとても気に入っています。おこげもできますしね。

圧力鍋か! うちはこの前炊飯器替えちゃったばかりだ(笑)

いいですね、お米への本気度が伝わってきますよ! なんだかごはんの話をしていたらお腹が空いてきました。

本当だね。そして、あれ、このコーナーはたしか自慢し合って対決するはずだったような……。

細かいことは気にせずに(笑)美味しいお米が当たり前のようにそばにあるって素晴らしい環境ですよね。「ポストこしひかり」も登場したことですし、ごはんを食べる楽しみがますます増えそうです!


今回のポイント!

「コシヒカリ発祥の地」
福井農業試験場で誕生した「コシヒカリ」。十数年にわたり、病気や倒れやすいといった欠点が改良され、昭和31年に農林登録。甘くて艶があり、冷えても美味しさが変わらないその味は日本が誇る米として全国で愛されている。
「ポストこしひかり」
2011年に福井でスタートした「ポストこしひかり(仮称)」の開発。「コシヒカリ」の後継として県の農業試験場が改良を重ね、「越南(えつなん)291号」という品種に決定した。2018年から本格生産・販売が予定されている。

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